小諸高校音楽科では、

オーディションで選ばれた1年生2年生の18人が、

去年12月、一週間にわたって、

音楽の本場、ウィーンで研修を行いました。

11日(月)には、

研修に参加した生徒たちが小泉市長を表敬訪問し、

現地で学んだことや感じたことなどを報告しました。

この日は、全国大会に出場する

吹奏楽部の金管八重奏のメンバーらと共に、

ウィーン音楽研修に参加した、

音楽科の生徒2人が市役所を訪れました。

小諸高校音楽科のウィーンへの研修は、

本場の音楽に触れることで、

世界に羽ばたく演奏家の育成を目指し

県の事業として行われているものです。

平成28年度に続き2度目になります。

研修では、

ウィーンフィルハーモニー管弦楽団のリハーサル見学や、

専攻ごとに受講した一流演奏家の個別レッスンなど、

現地ならではの経験を行っています。

また、前回の研修で姉妹校協定を結んだ

ウィーンの音楽学校

「ムジーク・ギムナジウム」とも交流を行いました。

最終日には、音楽堂でのプライベートコンサートも開催。

観光客らを前に演奏を披露しました。

「私のグループは、エターナルストーリーという

トランペットとサックスとピアノのアンサンブルを演奏しました。

響きが美しい曲だったので、この会場にはぴったりでした。

トランペットの美しいメロディーや、

袖を包み込むサックスのきれいな音色が会場いっぱいに響いているのが

とても伴奏している私としてはうれしい、

楽しい機会となりました。」

今回の研修は、生徒たちにとって、

演奏家への夢を広げる大きな刺激になったようです。

尾藤さん

「ウィーンは音楽の都と言われる場所であるので

とても本当に音楽があふれていますし、

音楽は日本とは別物ですごく心に響いて、

心から離れないのでまた自分の力でも行けるような

音楽家になりたいと思っています。

ウィーンはもちろん

世界中で活躍できるようなプロの演奏家になりたいです。」

 

竜野さん

「やっぱりウィーンフィルが一番の思い出でした。

床からでも響きが伝わってくるのが

日本のステージではないところだと思いまして

すごく心に残る体験となりました。

自分の演奏だけでなく、

次の世代にもつなげられるような演奏家でありながら、

ほかの教えるというところも取り入れられるような

演奏家になりたいと思いました。」