中村区では、区民に防災意識を高めてもらおうと

毎年恒例の防災訓練を行いました。

中村区では、万が一の際に備え、

農繁期を迎える前のこの時期に

毎年防災訓練を行っています。

この日は

区の女性を中心に結成された中村区自衛消防隊をはじめ

およそ50人の区民が訓練に参加。

消防署の署員と区の消防団員を講師に、

消火栓や消火器の使い方を学びました。

消防団員らは、

中村農事集会所の近くに備え付けられた消火栓を使用し、

ホースのつなぎ方などを実演。

「実際火事現場だとね、

慌ててなかなかそうもいかないと思うんですが、

準備してる間に緩めといてもらえればいいかと思いますので、

お願いします。」

 

その後参加者らは、実際にホースを持って、

用水路に向かって放水しました。

また、この日は消火器の扱い方や

使用上の注意点などについての講習も行われ、

参加者らは火災に見立てた的に向かって、

水消火器を放ちました。

 

参加者

「普段通ってるとこなんですけれども、

初めて見させていただいて、

こんな物があったんだ気付かせてもらいました。

慌てず、そそっかしいので、

気を付けながらみんなと一緒に消火ができたらと思います。」

「ホース持ってみて重かったんで、

大変なんだなっていうのを思いました。

火事を起こしちゃいけないなって思ったし、

普段から消火栓とかっていうのは

気を遣っていかなきゃいけないなっていうのは思いました。」

 

荻原孝一 公民館長

「火災を出さないこと、万が一火災が出てしまったら、

初期消火が大事だと聞いているので、

その練習というか訓練で毎年やっております。

先ほども消防署の方からもあったんですけど、

消火器の点検だとか、そういうのから始まって、

家に帰った時に、自分の家の消火器どうだったろうか、

とかそういうところからまず、

見てもらえればな、と思います。」