高峰高原などの浅間山麓での

高地トレーニングを推進する

「小諸市エリア高地トレーニング推進協議会」。

10日(日)には、

平成30年シーズンの実績や取り組みについての

市民報告会がステラホールで開かれました。

この日の報告会には、推進協議会の会員を始め、

市民などおよそ70人が集まりました。

小諸市エリア高地トレーニング推進協議会は、

小諸市エリアの高地トレーニング事業を、

行政や産業団体などが

連携して進めていこうというものです。

これまでの7団体に加え、今年度は新しく

一般財団法人小諸市体育協会も加盟。

8団体で構成しています。

推進協議会が、発足以降、

特に力を入れて取り組んできたのは、

「トップアスリートの受け入れ」です。

「小諸から表彰台へ~常に高みをめざす

アスリートを応援します」を合言葉に、

「小諸市高峰」を日本で唯一の高地トレーニングの聖地として

築き上げることをめざし

活動しています。

平成30年シーズンは、東海大学陸上競技部を始め、

佐久長聖高校や長野東高校の駅伝部、

マラソンの日本記録を打ち出した大迫傑選手、

トライアスロン女子全日本ランキング1位の上田藍選手など、

第一線で活躍する選手や団体が来訪。

特に東海大学は、小諸市で5回合宿を行い、

延べ40日滞在。

見事箱根駅伝で優勝をつかみました。

全体では、32団体、4494人が訪れ、

延べ人数としては前年比2969人の増。

団体としては20団体増えています。

また、資金面などでアスリートを応援する

企業や個人などによるゴールドサポーターからの寄付金で、

アサマ2000の敷地内にエンドレスプールを設置。

推進協議会の会員がそれぞれにアスリートをサポートするなど

オール小諸体制で受け入れ環境整備にも

力を入れてきました。

この日は、推進協議会のメンバーを始め、

子どもたちへの陸上指導者や、商店街関係者、

ゴールドサポーターなどをパネラーに

市民トークセッションも行われました。

登壇したパネリストからはこんな意見もー

「向こう側の出来事ではないという形で

みなさんで参加していくということを進めていきたいと、

それで応援体制をするということで行きたいと思います。」

市民によるサポーターを増やし、

選手との交流などを通して、

市を上げて応援体制を作るべきといった提案も

挙げられていました。