4月に行われる「小諸城址懐古園桜まつり」の

ポスターデザインがこのほど決定し、

19日(火)に行われた定例記者会見で発表となりました。

ことしは、小諸市と連携協定を結んでいる

専門学校日本デザイナー学院との連携事業の一環で、

学生たちがデザインしたポスターが採用されています。

今回「小諸城址懐古園桜まつり」のポスターに選ばれたのは、

専門学校日本デザイナー学院の

グラフィックデザイン科2年生中山花玲さんの作品です。

小諸市と専門学校日本デザイナー学院は、昨年度、連携協定を締結しています。

今回は、懐古園の桜の魅力を若年層にも知ってもらうため、

学院側に「懐古園桜まつり」のデザインを依頼したところ、

42人の学生から応募がありました。

ポスターのデザインに使われた写真は、

信州小諸観光フォトコンテストの入選作品です。

市やこもろ観光局の関係者らの選考で

最終的に5作品に絞り、先月7日から20日までの期間、市民投票を実施。

622票の市民投票のうち、

採用された中山さんの作品は、

最多の255票を獲得しました。

この日は、ポスターに選ばれた中山さんに、

小泉市長から表彰状が贈られました。

市長は「懐古園の桜の魅力が全国に伝わるものと思う。

大勢の人がこのポスターから懐古園に集まっていただければうれしい。」

などと、中山さんを称えました。

中山さんがデザインした作品。

ポスターは300枚、チラシは1500枚用意され、

市内の観光施設などに配布されます。

中山さん

「とても光栄に思っております。小諸市のみなさん本当にありがとうございます。

小諸市の桜まつりは夜のレイアウトが

本当にきれいなお祭りだと聞いておりましたので、

まだ足を運んでいないお客様にもポスターを見て

こんなきれいなお祭りがあるんだと思ってもらえるような

デザインを心がけて作成しました。

こちらの写真の合成なんですけど、

水の感じから自然にこの木と変わる感じですかね。

ライトアップなので文字もネオン調にしたところとかこだわって作成しました。

自分も機会があればぜひ足を運びたいなと思いました。」