交通安全に取り組む企業や

団体の若手職員たちによって結成される

ヤングドライバークラブ。

今月14日(金)に開かれた年に1度の定例会では、

小諸の歴史や財産について学びました。

 

この日はヤングドライバーの会員14人が集まりました。

毎年この時期に行われている定例会。

これまでは警察関係者の講演会を行っていましたが

今回は、より小諸の魅力を会員に知ってもらいたいと

地元で活躍している人を講師に招きました。

はじめに講話を行ったのは、

長野県安全運転管理者協会小諸支部の

大西崇弘支部長です。

去年小諸で開かれた

全国風穴サミットで

実行委員長を務めた大西さんは、

「先人の知恵 小諸氷風穴の歴史」を

テーマに話しました。

真夏でも2度前後の気温を保つ氷風穴には、

かつて蚕の卵や食料が保管され、

現在も日本酒などの貯蔵に使用しています。

大西さんは、

「全国的に見ても、

風穴が今も使用されているのは珍しい」と話し、

「この氷風穴を自分たちの宝として、

今後も発信していきたい」と

参加者に伝えていました。

続いて登壇した小泉市長は、

「小諸がイチバン」をテーマに話しました。

小泉市長は、小諸市の魅力を伝えるために

食や文化、歴史、現在市が取り組んでいる

事業などを紹介。

小泉市長は、

標高が高く土壌の質が良い点などから

「小諸市は高品質の野菜や果物が取れる」

などと話しました。

参加した人たちは講話を聞きながら、

小諸の魅力を再認識しているようでした。