小諸商業高校では、丸山珈琲と連携し、

オリジナルブレンドを開発する授業を

昨年度から継続して実施しています。

今年度3回目となった先月29日(金)の授業では、

コーヒー豆のブレンドなどを学びました。

小諸商業高校と丸山珈琲が連携し、

オリジナルブレンドコーヒーを開発するこの特別授業。

昨年度、生徒らが模擬株式会社をつくり、

販売などを学ぶ「スマイル小商店街」が

開催10回目を迎えたことを記念して

始まったものです。

商業に必要な専門的知識や

ホスピタリティの習得をめざします。

初年度となった昨年度は、

オリジナルブレンドコーヒーを2種類完成させ、

「スマイル小商店街」や

丸山珈琲の店舗内で販売しました。

多くの好評を得たことで

企業メリットもあるとのことから

今年度もこの連携授業の継続が決定。

5月から商業科の3年生29人が受講しています。

指導にあたるのは、

丸山珈琲リーテール事業部に所属する

バリスタの松本祐樹さんと

小諸商業高校の卒業生で、

現在、丸山珈琲小諸店のカフェスタッフを務める

岩恭平さんです。

今年度開発するコーヒーは2種類。

一つ目は「高校生の気分になれるコーヒー」

というコンセプトで、

味は、酸味がありフルーティーなイメージです。

2つ目は、

「小諸商業高校を想い返せるコーヒー」。

小諸商業高校の長い歴史を感じさせる

コク深い味わいをめざします。

ブレンドのイメージをつかむため、

まずは、フルーツジュース5種類を飲み比べ、

味を当ててみます。

生徒

「1番がパイナップルで、2番が白ぶどうで、

3番がりんごで、4番が白ぶどうとりんごで、

5番がパイナップルとりんごです。」

続いて、コーヒー豆で実践です。

さまざまな種類のコーヒーを試飲し、

ベースとなる豆を決め、

どの種類の豆をブレンドしていくかを選んでいきます。

生徒

「最初苦いんですけど、後味スッキリでおいしいです。

ケニアとか入れてみたいと思います。

(ケニアは甘くなる?)

あんまり苦くないので、

それで調整していきたいと思います。」

今年度の連携授業は、5月から11月までの全7回です。

コーヒーに関する基礎知識から豆選び、ブレンドなど

商品化までの一連を学んだのち、

接客研修を丸山珈琲の店舗で実施します。

完成した商品は、

10月の「スマイル小商店街」で販売するということです。

生徒

「普段コーヒーを飲まないので、

混ぜると味が変わることや、

熱いときと冷めたときで味が違うとか、

そういうことを知れた。コーヒーについてもっと知って、

当日お客さんに喜んでもらえるようにしたいです。」