放送法第6条の規定に基づき、放送番組の適正を図るため、

会社の施設区域内に住所を有する学識経験者の方々に審議委員を委嘱し、

審議会を開催して自主放送番組についてご審議いただきました。

 

【日時】 平成30年3月15日 木曜日 13時30分~

【場所】 コミュニティテレビこもろ西館 2階会議室

【出席者】

番組審議委員 大塚政弘(小諸市役所総務部長)
山下千鶴子(人権擁護員)

【欠席者】

番組審議委員 甘利庸子(会社経営)
大塚禎三(歯科医師)
清水隆利(飲食店経営)

※50音順

放送事業者 荻原守 (専務取締役)
後藤理恵(報道制作部課長)
土屋貴弘(報道制作部)
井部美幸(報道制作部)

 

【次第】

  1. 開会
  2. ㈱コミュニティテレビこもろ専務 荻原守 挨拶
  3. 議事

(1)前回審議会後の取り組み等について

(2)番組視聴 報道特番『複合型中心拠点誘導施設整備構想について考える』約25分

(3)その他 番組に関する要望・新たな番組に対する提案等

 

  1. 次回開催について
  2. 閉会

 

はじめに、報道制作部課長の後藤が開会の挨拶、続いて専務の荻原が挨拶を述べた。

その後は委員長、副委員長不在のため、後藤が議事進行。議事内容は以下の通り。

 

3.議事

(1)前回の審議会後の取り組みについて

後藤 9月以降の報道制作部の取り組みについて紹介

  • 浅間南麓医療センター11月1日開院に合わせて特番を制作
  • 年末にはニュース総決算
  • 大みそか年越し番組と「京都を旅するりえさんぽ」を放送
  • 年明けに「御影道祖神」を放送
  • 長野県建築士会佐久支部が風穴の保存と活用について取り組みを1年間取材し、特番を放送
  • 2月に「複合型中心拠点誘導施設整備構想について考える」を放送

報告後の意見

大塚政弘委員 特番は広い視聴者に見やすく工夫されていた。色んな方が興味を持つような編成になっていたと思う。
山下委員 「小諸ヒストリー」は楽しみにしている。「京都を旅するりえさんぽ」も「グル旅」もいいコメントしていて、

おいしさを伝えるのが上手。

後藤 「小諸ヒストリー」の時間についてはどうか。

40~50分でCMが入らないのでじっくり見られる時間なのか、もう少し短い方が見やすいのか。

山下委員 短くするとなると、2回に分かれるのか。
後藤 2回に分けるか、短縮させて30分ぐらいにするか。CMを入れるかという工夫も必要かと感じている。
山下委員 内容はあのぐらいでよくわかる。
大塚政弘委員 見ている方の興味のあり方で感じ方が違う。

興味を持ってもっと知りたいという方にはあのぐらいの内容で楽しく見られる。

どこをターゲットとしていくか。

山下委員 出演者の掛け合いも良い。
後藤 教育長が人選をして台本も考えている。

毎回色んな工夫も考えながらやっているが、DVDにして授業で子どもたちに見てもらうにはすこし長いか。

山下委員 授業として見るには少し長い。編集もしてもらえるのか。
後藤 可能であれば学校の方で、早送りしていただければと思うが、要望があれば検討する。

教育委員会に全校分のDVDは贈呈させていただいている。ぜひいい形で活用していただければ。

大塚政弘委員 改めて小諸の歴史を振り返るのは良いこと。勉強したいなと興味がわく良いきっかけづくりになっている。

 

(2)自主番組視聴 

   CTK報道特番「複合型中心拠点誘導施設整備構想について考える」2018226日放送

後藤 番組ご覧になった方から「説明会に行けなかったが、

番組を見て市の考えがわかってよかった」というご感想もいただいた。

少し番組省略している部分もあるので、最初に計画の概要について説明しているが、

その部分は省いた状態でご視聴いただく。

―――――――――――――――――番組終了後―――――――――――――――――――――

大塚政弘委員 事業の目的やポイントを組み立てて説明していたと思う。

上田のスーパーについて、具体的にどこがいいのか伝えていればなお良かった。

どういう風に説明したかったかわからなかった部分がある。アンケート調査は電話でしたのか。

後藤 加入者を対象に無作為で電話でアンケートをとった。

確かにもう少しどこがどのように良いのか取り上げられたらよかった。

大塚政弘委員 市側も、検討、研究していくので、提案していただくのはありがたい。

客観的に作られていたし、副市長の説明をうまく取り上げていて視聴者の方にも伝わったように思う。

山下委員 すごくいいと思った。コメントを聞きながら、

市民みんなで考えようって訴えてもらっているのだと感じた。

市民の声も賛成も反対も平等に取り扱っていた。電話アンケートは比較的答えやすい。

複合施設は確かに便利だけど、改めて小諸のまちなみをどうしていくか、

みんなが自分の問題として考えないといけないという気持ちになれた。

多くの市民もこういう情報を得ることにより期待感が生まれ、希望が見えてきた。

大塚政弘委員 これからは多極型ネットワークというところに焦点を当てていただきたい。

市としては高齢化社会を見据えて、愛のりくんなどの公共交通も充実させ、

郊外の皆さんも中心に往来することにより、

1か所で多くの用事が済む、そんなまちを作っていきたいと考えている。

後藤 私どもの番組でも多極ネットワーク型コンパクトシティという市の考え方を

もう少しお伝えした方がより伝わったかなと反省。

そういう構想があるということをもっと伝えていくのがメディアの使命だと感じた。

次の段階で社長も計画に合わせて考えていきたいと言っているので、市側の考えもしっかりお伝えし、

山下委員が疑問に思われたことなども含め伝えらればと感じた。番組作りの参考にさせていただきたい。

後藤 特番の認知度はどのくらいか。番組表だけだとわかりにくいか。
山下委員 朝CTKのニュースを見ている。

その中で市長の予定など色々知ることができるし、朝の時間帯にテレビつけている方が多いと思う。

そこでそういう情報が流れるという認知が図れれば。

後藤 もう少し番宣を、毎日のニュースの中でしていく形が必要か。番組表が見にくいという声もあるが。
山下委員 かつてより見やすくなった。CTKのイメージついている。
後藤 色んな時間帯に見ている方いらっしゃると思うのでニュースの中で事前に告知していきたい。

 

(3)その他 番組に関する要望・新たな番組に対する提案等

後藤 現在ニュースが「NEWS&WIDE」というタイトルだが、その名称は浸透しているか。「WIDE」は不要か。
大塚政弘委員 名称にこだわらない。
山下委員 あまり気にしていなかった。地域のニュースは地域のことがよくわかりいいなと思う。

ドローンの映像も、こんなところ小諸市にあるの?というような風景が見られ、いいなと思う。

今日卒業式に行ったが、その時に番組表を置いてくるとか。加入者増にもつながる。

大塚政弘委員 議会は皆さん見ていただけているのか。
後藤 結構見ていらっしゃる方多い。以前加入者にアンケートとった時にニュースの次に多かった。
荻原 それだけ市が動いているということだと思う。市が変わってきているから、皆興味を持って見ているのだと思う。
山下委員 私も議会の放送を見ている。「ぴよぴよくらぶ」も良い。

自分の子育て中にもこういうことを知っていればよかったということをやっている。

若いママたちはいいなあと思う。

後藤 子育て中のお母さんお父さんに見ていただきたいと思って制作しているので、

そう言っていただくとやりがいがある。

後藤 商工会議所の「旬鮮情報」は、4月から時間帯を変更しているが認知度としてはどうか。
山下委員 見られるなら夜間の20:30か23:30になってしまう。
大塚政弘委員 番組自体はお店ごと工夫して、いい構成にはなっていると思う。
後藤 以前は10分番組で、放送回数も多かった。

会議所からの意向で30分になったが、時間帯等で認知度が下がっているかなと思うので考えていきたい。

大塚政弘委員 広告のスポンサーは増えてきているのか。
荻原 枠がない状態。
土屋 CMばかり長くなってしまってもというところがある。
後藤 文字の静止画CMは人気。月3,000円で安いし。効果を感じていただいている。
大塚政弘委員 企業独自でCMを作るのは難しいのでしょうね。独自のCMも増えてくると面白い。
荻原 動画のCMではホンダコムテック以外は自社で制作している。
後藤 今自社CMも少し入れているので、その部分でスポンサーさんについていただければと思っている。
大塚政弘委員 地元の企業が入るだろうから、そこで話題性もあると思う。

4.次回開催について

10月頃

5.閉会

 1時間20分にわたり審議していただき1450分に閉会。