大杭区のどんど焼きは、公民館の主催で行われています。

やぐらに点けられた火はあっという間に燃え広がり、

辺りには竹が弾けるパチパチという音が響いていました。

一方会場の一角では、区の女性たちが

お手製の豚汁を振る舞っていました。

訪れた人たちはじっくりと味わいながら

冷えた身体をあたためているようでした。

火が下火になってくると、

集まった人たちは、家庭から持ち寄ったまゆ玉を

火元に近付けていきました。

どんど焼きの火であぶったまゆ玉を食べると

一年間健康に過ごせると昔から言い伝えられています。

訪れた人たちは、この日会場に来られなかった家族の分まで

まゆ玉を焼き、

大切に持ち帰っていました。