柏木上区では、

区のPTAと育成会の主催で

毎年どんど焼きが行われています。

今年はおよそ4メートルのやぐらが用意され

区の子どもたちが火をつけると、

パチパチと大きな音を響かせながら

瞬く間に炎に包まれていました。

柏木上区のどんど焼きでは、

区の道祖神にお参りをするのが伝統となっています。

この日も子どもたちが、元気いっぱいに伝統の所作を行い、

集まった人たちにおんべを回していきました。

おんべの紙を台所に飾ると

火事にならないと言い伝えられていることから、

皆、ご利益にあずかろうと

次々とおんべに手を伸ばしていました。

また、この日は、子どもたちによる獅子舞の披露も行われました。

この日のために年末から練習してきたという子どもたちは

伝統の舞と御囃子で区民の一年の幸福を祈りました。

火が下火になってくると、

集まった人たちは持ち寄った稲の花を焼き、

美味しそうに頬張っていました。