春らしい晴天にめぐまれた28日(土)、
南城球場では、市内の小学生と高校生の球児を対象とした
野球交流会が開かれました。
この交流会には、市内2つの高校の野球部員44人と
市内の少年団など7チームから小学生62人が集まりました。
この交流会は、市内で活動する小学生と高校生が
野球を通して交流する機会を作ろうと、
市の教育委員会と長野県高等学校野球連盟の主催で
今年初めて開かれたものです。
集まった球児たちは、
小諸商業高校の竹峰慎二監督らの指導のもと、
速く走るためのランニングや
正しいフォームでのキャッチボールなど
故障を防いで技術を磨くための練習メニューを行いました。
練習では、高校生と小学生がペアで行うトレーニングも行われ、
高校生が小学生にアドバイスを送る場面が見られるなど、
球児たちの親睦も深まっているようでした。
また、実際の試合を想定したメニューやポジション別の訓練では、
皆、一つ一つの動きを確かめながら、
真剣な面持ちで練習をしていました。
年々野球人口が減っているという小諸市。
教育委員会と長野県高等学校野球連盟では、
今後もこうした交流会を開催することで
市内の野球人口を増やすとともに、
野球を通して子どもたちの健全な心と体を
育成していきたいとしています。