今年もまた看護の道を志す若者たちが、 小諸の地から巣立っていきました。

7日(土)、ベルウィンこもろを会場に、 小諸看護専門学校の卒業式が行われました。

保護者や教職員、在校生らが見守る中、

今年の卒業生38人は、 ひとりひとり卒業証書を受け取りました。

挨拶に立った清水一功学校長は、 大雪災害や御嶽山の噴火など、

卒業生たちが在籍中に起こったニュースを振り返り、

「今後、想像もしなかったような事柄に直面しても

ここで学んできたことに自信を持って進んでいってほしい」と 呼びかけていました。

卒業生を代表して挨拶に立った須賀井 駿さんはこのように述べた上で、

「自分が選んだ看護師という道は厳しく険しい道だが、

日本の未来を担う なくてはならない職業だ」

と3年間の学びを通して感じた看護の道への思いを語っていました。

式の最後には、卒業生全員で歌を歌いました。

歌の歌詞とこれまでの学校生活を重ねながら、 時折涙を流す生徒の姿もあり、

皆、小諸看護専門学校での学びを振り返っているようでした。

卒業する10期生38人の就職先はほとんどが決まっており、

今月下旬に発表される国家試験に合格すれば、 晴れて看護師として働くことになります。