現在、東御市文化会館では、

市内に住む書道家、成沢臨舟さんと

成沢さんの書道教室から選抜された

10人の生徒による作品展が開かれています。

 

成沢臨舟さんは、現在80歳。

東御市出身で、小諸市耳取在住の書道家です。

今回の作品展では、道をテーマにしたものを始め

57点の作品が飾られています。

成沢さんの作品展が開かれるのは、

平成11年以来16年ぶり2度目。

成沢さんが師と慕っている書道家、

虎井暁鐘勧めで傘寿記念の作品展を決意。

高校時代の同級生が実行委員会を立ち上げ、

実現に至りました。

この作品展では、

隷書や篆書といった様々な書体を用い、

1つの作品内で字の大きさを変えて書くなど

多彩な表現方法が使われた作品を楽しむことができます。

この他、成沢さんがおよそ20年前から取り組んでいるという、

古典の書物の字体を真似して書く

「臨書」の作品も大変見事です。

また成沢さんは、自宅の他、小諸市内の小学校や

東御や御代田の公民館を会場に、

およそ40年に渡って書道を教えています。

この作品展では、成沢さんの作品の他、

成沢さんの生徒の中から選抜された10人の作品も

飾られています。

書道家 成沢臨舟さんの傘寿を記念して開かれた作品展、

「成沢臨舟と一門選抜書展」は、今月15日まで、

東御市文化会館 サンテラスホールを会場に開かれています。