11日(土)、荒町にある老舗味噌店・酢久商店では、

この時期恒例となっている秋の蔵まつりが行われ、

今年も多くの人が訪れました。

この蔵まつりは、荒町にある老舗味噌店、酢久商店が、

地域の人たちへの日頃の感謝の気持ちを込めて

春と秋の年に2回行っているものです。

元々は毎年1回春に行われていましたが、

好評を受けて、一昨年から秋にも行われるようになりました。

3回目となった今年も多くの人が訪れた「秋の蔵まつり」。

一番の目玉は、毎回大人気の味噌すくいです。

1キロ800円のこだわりの味噌を1回500円で、

しゃもじですくった分だけ持ち帰れるとあって、

今年も多くの人が列を作り挑戦していました。

また、会場では、ニラせんべいや味噌汁のふるまいが行われた他、

辛みそやはちみつ味噌を使った味噌おにぎりなど

食品の販売も行われました。

訪れた人たちは温かな陽気の中、

思い思いに食事を楽しんでいるようでした。

更にこの日は、訪れた人たちに

味噌がどの様にして作られているのか知ってもらおうと、

味噌蔵の見学も行われました。

参加した人たちは、酢久商店の社員から

味噌ができるまでの工程について説明を受けながら、

普段は公開されていない豆麹を発酵させる部屋を見たり、

味噌を仕込んだ樽の匂いを嗅ぐなど、

興味深そうに蔵の中を見学していました。

今年も様々な催しで大盛況となった秋の蔵まつり。

酢久商店では、今後もこのまつりを通し

地域の人たちへ日頃の感謝の気持ちを伝えるとともに、

地域の活性化に繋げていきたいとしています。