23日(土)夕方から24日(日)早朝にかけて、

小諸から群馬県嬬恋村まで

浅間山麓を歩いて縦断するイベント、

「アサマスタークロスウォーク」が行われました。

今年は第10回ということで、特別ゲストも参加したようです。

23日(土)、出発地点となった大手門公園には、

大勢の人が集まりました。

今年の参加者は大人から子どもまで合計853人。

そのうちおよそ4割が県外からの参加者です。

また、今年は第10回の開催ということで、

スキー ノルディック複合の元オリンピック金メダリスト

荻原健司さんが

ゲストとして参加し、イベントを盛り上げました。

オープニングセレモニーを終えると、いよいよスタートです。

参加者たちが一斉に、力強く歩き始めました。

このイベントは、浅間山の自然を広く知ってもらい、

地域同士の交流の機会にしていこうと

NPO法人浅間山麓国際自然学校が

主催しているものです。

コースは、小諸市内を通って

標高2,000メートルのアサマ2000パークへ向かう

17kmコースと、

そこから更に群馬県嬬恋村へと向かう

31kmコースの2つです。

坂道が多く、街灯がほとんどないない暗闇の中、

ヘッドライトなどを頼りに

標高差およそ1,300mの道のりを進んでいきます。

参加した人たちは、友達同士で話しながら歩いたり、

自分の記録に挑戦しようと真剣な表情で歩き進めるなど、

皆、思い思いのペースで

ウォーキングを満喫している様子でした。

また、コースの途中の休憩所には

梅干しや水などが用意されました。

休憩所に着いた人たちは、

皆、水分や塩分を補給したり体操をするなどして、

この後も続いていく道のりに、

気持ちを新たにしているようでした。

今回のイベントの完歩者は、

17kmコースが306人、31kmコースが541人だったと

いうことです。

今年のアサマスタークロスウォークは

第10回の記念ということで、第1回から

連続して参加している3人への表彰も行われました。

なお、最年長の参加者は、

17kmコースに参加した81歳の男性だったということです。