10(日)、県内各地で投票が行われた、

任期満了に伴う長野県知事選挙。

みなさんもご存じの通り、

現職の阿部守一さんが

圧倒的な得票数で再選を果たしています。

今回の長野県知事選挙について、

小諸市の投票結果などをお伝えしていきます。

小諸市選挙管理委員会によりますと、

今回の県知事選における

小諸市の投票率は42.73パーセントで、

前回2010年の県知事選が48.40%だったのに比べ、

5.67ポイント下回り過去最低となりました。

今回の選挙では、

ほぼ全ての市町村で投票率が前回の数値を下回っており、

長野県全体で見た投票率は43,56パーセントと、

はじめて50%を割って、

こちらも過去最低を更新しています。

小諸市はこれを0・83ポイント下回る結果となりました。

10日の小諸市の当日有権者数は3万4,838人で、

最終投票者数は、1万4,886人、

このうち、期日前投票をした人は5,102人でした。

期日前投票は、前回の知事選の同時期に比べて

299票多くなっています。

現職と新人、3人の争いとなった今回の選挙。

小諸市の投票結果では、

現職の阿部守一さんが、

1万2,798票を獲得して首位に立ち

次いで1,745票で新人の信州大学名誉教授

野口俊邦さん、

新人で会社社長の根上隆さんは189票でした。

開票は午後9時15分から総合体育館で行われました。

小諸市は2006年から、開票時間の短縮に取り組んでおり、

人件費などの削減に繋げています。

今回は前回の知事選より10人少ない86人が従事して

効率化と迅速化、そして確実性を目標に

開票事務に取り組みました。

票は候補者ごとに色分けされた分類機を使って仕分けられ、

その後点検台から計数台に移され、計算されます。

枚数の計算が終わると、立会人が確認をし、

判が押されていきます。

効率的な作業によって、

開始から10分が過ぎると最初の仕分け台は

ほとんど片づけられていました。

判定係での点検も終わり、全ての確認を終えて、

確定票が出されたのは午後9時34分でした。

小諸市の投票率は42.73パーセントと

過去最低を更新していますが、

県内19の市の投票率は全て前回を割り込んでおり、

その中で小諸市は下げ幅が少ない方から2番目となっています。