小諸の祇園「健速神社祇園祭」特別番組制作に携わって

明日15日18:30~ CTK SPECIAL 平成26年健速神社祇園祭特別番組
「この地に生まれて-時を紡ぐ祭-」が放送となります。

伝統を担っていく責任と覚悟を持って、ひと夏の祭に情熱を注ぐ人たちの思い。
「この地域に生まれて本当に良かった」と、地域で生きることに誇りを持つ人たちの思い。
時を紡いで今日まで受け継がれてきた小諸の祇園の伝統と、その祭に寄せる人たちの思いに迫りました。
(写真↓はナレーション中の画面)

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今年私が密着取材を通して得た感動、取材を通してふれた祭りに携わる人たちの思いを、
多くの皆さんに感じてもらいたいと思い、魂を込めて制作しました。
一緒に制作に携わったカメラマン小林君の渾身の編集で明日の放送に向けて
まもなく完成を迎えようとしています。ぜひご覧いただければ嬉しいです。
(編集中の小林君↓)

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私がこの「健速神社祇園祭」の取材に初めて関わったのは、入社して3か月。
社会人1年目の夏のことでした。
右も左もわからず飛び込んだ祇園祭の取材。
そこで目にした初めて見る勇壮な神輿練りに一瞬にして引き付けられたことを今でも覚えています。
そしてそこで聞いた「この祭りは自分にとって正月です。」という担ぎ手の方の思い。

初めての祇園祭の取材でこの言葉を聞いた時、それだけ思いを寄せる祭があるということに、
深い感動を覚えました。いつかその思いを番組で伝えたい。
まだ1年目で右も左もわからない私でしたがそう強く思ったものです。

それから3年後、ドキュメンタリー特番としての私の健速神社祇園祭の取材が始まりました。
もう10年以上続けてきた特番制作。
私にとっては毎年夏のライフワークにもなっています。

健速神輿の取材に初めて関わってから16年目の今年。
祭りから一夜明けた7月14日、祭りに携わるみなさんから、
きっとこの先、一生忘ることはないだろう、感動のサプライズをしていただきました。
(写真はその時の様子です↓感動しすぎて泣き顔の私が写っていますが・・・)

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実はその時の様子なども含め、これまでの15年を振り返る
もう一つの祇園祭特番も17日に放送されるようです。
この番組の企画、制作には私自身は関わっていませんが、
私の親友のアナウンサーがナレーションで参加してくれています。

普段は伝える側の立場ですので、自分が取り上げられるのは、
なんだかとても恥ずかしく、申し訳ないような変な気持ではあるのですが・・・
よろしければご覧ください☆

この15年、キャスターとしての私を育ててくれた特番取材。
毎年取材を受けいれてくださり、仲間のように接してくださる祭の関係者のみなさん、
忙しい時期の番組制作にも関わらず、いつも支え協力してくれる会社の仲間、上司。
みなさんに感謝を持って、これからもライフワークの取材を続けていきたいと思っています。