18日(金)、今年で34回目となる「小諸市民大学」が開講し、

小諸市文化センターを会場に、

第一回の講座が行われました。

小諸市民大学は、市民が幅広い知識を得ることで、

社会問題などについて自ら考える力をつけることを目的に、

毎年この時期に開かれています。

今年のテーマは「日本の今を考える」で、

全10回の講義を予定しています。

今年初めての講義となったこの日は、

およそ110人が集まりました。

講師には、拉致被害者の家族である蓮池透さんを迎え、
      
「二つの国の間で翻弄される家族~拉致問題の解決に向けて~」

と題して講義が行われました。

続けて蓮池さんが、

「拉致被害者は家族も含めて政治に利用されてしまう」

「拉致問題は、日本からのアクションが必要」と話すと、
        
参加した人たちはメモを取りながら真剣な表情で

聞き入っていました。

小諸市民大学運営委員会では、

今後も社会見学などを交えながら

参加者らにバランスよく教養を身につけてもらい、

小諸の発展に繋げていきたいとしています。