高峰高原や湯の丸高原をエリアとする

「浅間山麓高地トレーニングエリア構想」。

構想では、標高2000メートル級の高地でのトレーニングを必要とする、

陸上や水泳のトップ選手の受け入れを進めていく計画です。

そんな中、

陸上の競歩日本代表選手が、

小諸市で高地トレーニングを実施するために、

26日(木)市長を表敬訪問しました。

この日、市役所を訪れたのは、

陸上の競歩日本代表選手の山﨑勇喜さんと、

山﨑さんが所属する陸上自衛隊体育学校のコーチ、

渡邊正義さんです。

山﨑さんは、今年9月14日に韓国で開幕する

「第17回アジア競技大会」に、

50キロメートル競歩の日本代表として、

出場する予定になっています。

山﨑さんは現在30歳。

陸上自衛隊に所属し、

自衛隊体育学校で日々練習に励んでいます。

競歩は高校生から始めており、

これまで数々の世界大会で活躍してきました。

アテネオリンピックから3大会連続で

オリンピックに出場しており、

2008年の北京オリンピックでは、

50キロメートル競歩で7位入賞を果たしています。

この種目の日本記録保持者でもあり、

アジア大会では、金メダルを狙える位置にあると

期待が持たれている選手の一人です。

アジア大会を目前に控えた今回。

日本陸上競技連盟の専任コーチからの推薦で、

小諸市内に滞在しながら、高地トレーニングを積んで

大会に向けた強化を図ることになりました。

滞在期間は7月12日から8月8日までの予定で、

準高地となる1000メートル林道や

2000メートルの高峰高原などを

練習地の候補として考えているということです。