さて、この11日には、

毎年恒例となっている車坂峠ヒルクライムが開かれましたが、

その前日、10日には

小諸を舞台にしたアニメ「あの夏で待ってる」に関連した

サイクリングイベントが開かれました。

このイベントは、

車坂峠ヒルクライムの開催10周年を盛り上げようと、

大会の前日に合わせて企画されたものです。

会場には、JR小海線の非公認キャラクター

「ハイぶりっ子ちゃん」をはじめ、

首都圏や京都など、

全国各地から訪れた多くのなつまちファンが集まりました。

開会式が終わるといよいよ参加者たちが市内へと出発します。

今回初めて企画されたこのイベント。

参加者には予めスタンプラリーの台紙が配られており、

市内に設けられた5つのチェックポイントをまわって

スタンプを集めながら市内を巡ります。

サイクリングの部に参加した人たちは、

アニメの舞台にもなった田園風景を望みながら、

颯爽と走り抜けていました。

誰でも気軽に参加できるよう、

この日はサイクリングの部の他に、ウォーキングの部も設けられ、

皆、アニメに登場する場所を見つけては

カメラやスマートフォンで撮影したりしながら

思い思いに楽しんでいるようでした。

また、コースの途中では、市内の協力店で買い物をすることも

スタンプラリーの条件となっており、

参加した人たちは、積極的に店舗に入り、

店員とコミュニケ―ションをはかりながら

買い物を楽しんでいる様子でした。

見事スタンプを集めてゴールした人には、

記念品とともに、

限定のなつまちステッカーが手渡されていました。

小諸を舞台にしたアニメ「あの夏で待ってる」は、

一昨年の1月からテレビ放送され、

以降、アニメのファンたちが、

小諸を「聖地」として訪れるようになり、

小諸の観光にも大きな変化をもたらしました。

イベントを主催したなつまちおもてなし実行委員会では、

小諸がこれからも長くファンたちに愛される場所となるように、

今後もイベントなどを企画していきたいとしています。