3日(土)、芝生田区東漸寺(とうぜんじ)の境内では、

八十八夜を祝う子ども相撲大会が開かれました。

芝生田区では、

五穀豊穣を祈る八十八夜に区内の安全を祈ると共に

多くの子どもが交流する機会を作ろうと、

40年以上前から相撲大会を開いています。

汗ばむ陽気となったこの日はおよそ60人の子どもが参加し、

保育園児から小学6年生まで学年別に、

男女混合で対戦していきました。

なかなか決着がつかない取り組みもあり、

子どもたちは大きな声で友達を応援していました。

勝利を決めて力強くガッツポーズする子どもの姿や、

熱心にわが子の姿をカメラやビデオに収める

保護者の姿も見られ、

会場は大いに盛り上がりました。

優勝した子どもに

区の役員が作ったおんべや景品が渡されると、

皆嬉しそうな表情をうかべていました。

芝生田区では、かつて養蚕業が盛んだったことから

区の女性たちが朝から作った繭玉がふるまわれ、

集まった人たちはおいしそうに味わっていました。