今年で21回目の開催を数える、
小諸馬子唄の全国大会が、20日(日)に文化センターホールで開かれました。
この日は、全国から訪れた、
小諸馬子唄の愛好家たちおよそ100人が、自慢の喉を競い合いました。
小諸馬子唄全国大会は、
奈良時代以前から
受け継がれてきた伝統文化である「小諸馬子唄」の
普及と発展を目的に行われているもので、
今年で21回目の開催を数えます。
去年は、例年会場となっていた市民会館が取り壊しとなり、
開催ができなかったことから、2年ぶりの開催となりました。
予選を勝ち抜き決勝に残ったのは14人です。
皆、朗々と、伸びやかな歌声を、会場いっぱいに響かせていました。
審査の結果、優勝は、東京都在住の、後藤利雄さん、
準優勝は、栃木県在住の、小菅栞さん、
優秀賞は、熊本県在住の、高見春代さんでした。
その他11人が入賞を果たしています。
優勝した後藤さんは、最後に改めて自慢の歌声を披露。
会場には後藤さんの伸びやかな歌声が響き渡っていました。
小諸馬子唄普及会では、今後も伝統の馬子唄を
末永く後世に受け継いでいきたいとしています。