19日(土)、荒町にある信州山吹味噌「酢久商店」では、

「山吹 蔵まつり」が行われました。

 

このイベントは、地域の人たちに、日頃の感謝の気持ちを伝えるために、

信州味噌株式会社の主催で開かれているものです。

毎年好評のため、2年前からは、

春と秋の年2回行われています。

創業340年を迎えた今年は、

午前10時の開始前から多くの人が詰めかけました。

この日、長蛇の列を作ったのは、

大人気企画の「味噌すくい」です。

1回500円でしゃもじですくった分だけ

味噌を持ち帰ることができるということで、

皆、しゃもじにたくさん味噌のせる工夫をしながら

挑戦していました。

また、この日は、ニラせんべいや焼きおにぎり、味噌のまんじゅうなども

人気を集めていました。

会場では、販売の他にも、

山吹味噌を使ったとん汁とそばが無料で振る舞われ、

訪れた人たちは、美味しい味噌料理に舌鼓を打っていました。

また、この日は、味噌をつくる味噌製造工場の見学会も行われました。

参加した人たちは、案内係りのスタッフから、

大豆から味噌を作る工程までの説明を聞きながら

感心した様子で見入っていました。

たくさんの人たちでにぎわった「山吹 蔵まつり」。

信州味噌株式会社の小山邦武社長は、

「山吹味噌をもっと多くの人に知ってもらいたい」と話しています。