17(木)、午後7時45分、
懐古園内の小諸市動物園で親しまれた
雄のライオンのカイ君が死亡しました。
11才でした。
雄のライオンのカイ君は雌のライオンのナナちゃんと共に、
2004年に多摩動物園から小諸市動物園に来ました。
2才から11才までの9年間、
動物園の人気者として活躍し、
沢山の人を楽しませてくれました。
ここ最近、腎臓の状態が悪くて体調を崩していたので、
死因は腎不全ではないかと見られています。
カイ君の死に伴い、
19日(土)からおよそ2週間の間、ライオン舎前には献花台が置かれます。
訪れた人たちは、皆、芳名録に名前を書いたり、花を手向けるなどし、
カイ君の早すぎる死を惜しんでいました。
カイ君はきれいな顔立ちをしていて、優しい性格でした。
檻の中で唯一、床暖房が効いている場所を、
いつも、雌ライオンのナナちゃんに譲っていたそうです。
ナナちゃんはカイ君がいなくなり、
時より寂しそうな鳴き声を上げ、悲しんでいる様子でした。