「地域おこし協力隊」という言葉をご存知でしょうか。
総務省の支援事業で、
地域おこし活動の支援に従事してもらい、
その地域への定住、定着を図り、地域の活性化につなげようというものなんです。
今年度小諸市は総務省の支援を受け、「地域おこし協力隊」を2人受け入れることになり、
そのうち、「観光」分野に携わる隊員1人がこの4月から小諸市で活動を始めました。
地域おこし協力隊としてこの4月に
小諸市にやってきた小室孝明さんは、埼玉県出身の32歳です。
これまで一般企業に勤務していましたが、
地域に住み込んでその地域を盛り上げる活動を行う
「地域おこし協力隊」として活動してみたいと一念発起。
小諸市の募集を見つけて応募し、
「小諸を観光面から盛り上げる」隊員として活動することになりました。
小諸市に住み始めてまだ数週間という小室さんですが、
市役所の商工観光課と、
駅前の観光交流館を行き来しながら、小諸のことを知ろうと勉強の毎日です。
この「地域おこし協力隊」。
最長3年まで総務省の支援が受けられます。
小諸市では、「観光分野」を担う小室さんの他に、
6月からは「移住定住促進分野」でも隊員を受け入れる予定です。
担当する商工観光課では、2人の隊員の活動に期待を寄せています。
今後の活躍が大いに期待される小室さん。
「地域おこし協力隊」としての新たな道を、
今、大きく歩み出しています。