ボランティアセンターでは、
お年寄りから話しを聞き、話し言葉で書き残す
「聞き書きボランティア講座」を開いています。
先月と今月の全2回に渡って行われ、
14日(月)には2回目の講座が行われました。
会場となったボランティアセンターには、
初回の講座から参加していた市民ら23人が集まり、
聞き書きの方法について学びました。
聞き書きボランティアとは、
お年寄りから体験談などの話を聞き、話し言葉の形で
本などにして後世に書き残す取り組みのことを言います。
講師を務めたのは全2回とも、
日本聞き書き学会理事の和多田進さんです。
先月行われた初回の講座では、聞き書きは
「一人称の話し言葉で書かなければいけない」などの説明が行われ、
2回目までに、身近な人の話を原稿に聞き書きするという
宿題が出されました。
2回目のこの日、
参加した人たちが書いてきた聞き書き原稿に
和多田さんが一人ひとり丁寧にアドバイスをしていきました。
参加した人たちは、
和多田さんのアドバイスを真剣に聞いている様子でした。
この聞き書きボランティアは
昔の人が体験した大切な話を今に残すことができるとして、
全国的に流行してきているそうなんです。
人から人に言葉が受け継がれていくのは、素敵なことですよね。
今後、ボランティアセンターでは、
「聞き書きボランティア」活動に参加してもらえる方を増やしていきたいそうです。
聞き書きボランティアに興味がある方は、
ボランティアセンターまでお問い合わせ下さい。