13日(日)、大久保区では、世代間交流を目的とした

ふれあい給食会が開かれました。

 

会場となった大久保寝たきり予防センターには、

子どもからお年寄りまで、およそ90人の区民が集まり、

給食会を前に様々な催しを楽しみました。

大久保区では、世代を超えて区民同士の交流を図ろうと

毎年この時期に全ての区民を対象とした

ふれあい給食会を開いており、

今年で8回目を迎えます。

区民の特技や趣味の発表の場にしようと、

3年ほど前から催しのものの出演者は

全員が区民となっており、

今年も数多くの演目が披露されました。

中でも、この日注目を集めていたのは

区の子どもたちによる手話の披露です。

集まった人たちは、

子どもたちが音楽に合わせて元気に手話を発表する姿を

微笑ましそうに見つめていました。

歌に合わせて手話を披露した後には、子どもたちから参加者へ

「おはよう」や「こんにちは」といった簡単な挨拶の手話が紹介され、

訪れた人たちが熱心に手話に挑戦する場面も見られました。

また、この日のふれあい給食会では、

今年10歳を迎える3人の子どもたちの

2分の1成人式も行われました。

これは、子どもが少なくなってきているいま、

地域で子どもを見守り、育てていく環境づくりとして、

今年初めて行われたものです。

式では、区民を代表して

来月88歳を迎えるという依田志げ子さんが、

子どもたちへ記念品と激励の言葉を贈りました。

この日は他にも、

ヴァイオリンの演奏やマジックなど

区民による多彩な催しが次々と披露され、

会場は大いに盛り上がりっていました。

催しの後に行われた給食会では、

区の女性ボランティアが昨日から準備したという

いなりずしと肉うどんが振る舞われました。

集まった人たちは、参加者同士話を弾ませながら、

心づくしの料理を満喫しているようでした。