東区が、今年2月の大雪の際に行った炊き出しに対し、

10日(木)、国土交通省から感謝状が贈られました。

 

この日、東区公民館には、

国土交通省上田出張所の職員2人が訪れ、

区の役員や、炊き出しに参加した区民が見守る中、

区へ感謝状を贈りました。

市内でも108センチという

記録的な大雪が観測された今年2月。

東区からほど近い国道18号線は、

大雪の影響で

2月16日の正午前から18日午前4時半まで

市内平原から東側で交通規制が行われ、

足止めされた大型トラックによって

上り線が動かない状態となりました。

多くのドライバーが先の見えない立ち往生の状態を強いられる中、

東区では、国道沿いに住む区民によっていち早く

炊き出しや自宅のトイレの開放などの

支援活動が行われました。

一部の区民による支援活動は次第に区内に広がり、

17日、18日には、区民が公民館に米や野菜を持ち寄り、

区をあげての炊き出しが行われました。

区内の有線放送による呼びかけや隣近所への声掛けによって

最終的にはおよそ50人の区民が炊き出しに携わったといいます。

国土交通省では今回の大雪で炊き出しやトイレの開放などの

支援活動を行った自治体や個人へ感謝状を贈っており、

小諸市では、東区の他、芝生田区、藤塚区、西八満区の4区と、

5つの飲食店や会社などに感謝状が贈られています。