長野県動物愛護センター、ハローアニマルでは、

県内の登録サポーターと協力して、福祉施設や学校などに動物を連れていく、

ふれあい訪問に取り組んでいます。

そんな中、先月2日から4回にわたって、

訪問活動を行う登録サポーターのスキルアップを目的とした講座が開かれ、

15日(土)には、講座の成果をはかる適正トライアルが行われました。

 

ふれあい訪問活動は、

県内の福祉施設や学校に動物を連れて出向き、

動物との触れ合いを通して

訪問先の人たちの心身の健康に役立ててもらおうと

長野県動物愛護センター、ハローアニマルが開設当時から行っている事業です。

センターに登録しているサポーターの協力で行われており、

毎年この時期には

新年度からの訪問活動に向け、サポーターをはじめ、

これから訪問活動を行いたいと考えている人を対象に、

スキルアップ講座を開いています。

 

この日は、先月から行われていた講座に参加した

訪問活動犬やその候補犬と飼い主たち、10組が、

受講の成果をはかる適正トライアルに挑戦しました。

適正トライアルでは、

施設に訪問した際に犬がどんな環境でも落ち着いていられるか、大きな声で話かけたり、

車いすで近づくなどして反応を見たり、

おすわりやふせなどの

基本的なしつけができているかを見る試験が行われました。

この活動では様々な状況下で犬たちを

指示どおり動かすことができる飼い主を「ハンドラー」と呼んでいます。

この日は、犬だけでなくハンドラーたちの審査も合わせて行われました。

トライアルの受験者たちは、緊張した表情を浮かべながらも、

愛犬たちと息の合ったコンビネーションで

一つ一つの項目をクリアしていました。