地域で日本語教室のボランティアなどとして活動する人たちを対象にした、

「日本語ボランティア学習会」が、8日(土)人権センターで開かれました。

 

この日の学習会には、ボランティアとして外国籍市民に日本語を教えている人をはじめ、

近隣地域で日本語教室の講師として働いている人や、

これからボランティアを始めようと思っている人など、初心者からベテランまでおよそ30人が参加しました。

講師を務めたのは、アジアの留学生や、

日本語ボランティアとして携わる人たちに、

日本語の学習法などを指導している、町田恵子さんです。

町田さんは、近年変わりつつある日本語能力試験の内容について説明しながら、

社会生活を送る上で必要な日本語文法を身につけることの大切さなどについて話しました。

現在市内には、640人の外国籍市民がおり、

年間を通して、文化センターやボランティアセンターを会場に、

ボランティアによる日本語教室が開かれています。

「日本語ボランティア学習会」は、

外国籍市民などへ日本語を教えているボランティアの活動を支援し、

充実を図るため、小諸市が平成10年から毎年開いているものです。

1回目となったこの日の講座では、

日本語の文法を身につけるための学習法などについて、詳しく学びました。

小諸市では、23日(日)にも2回目の学習会を予定しており、

「これからの日本語ボランティア」をテーマに、

専門家による講座が行われます。