今日17日(火)、
小諸市議会12月定例会の
最終日の本会議が開かれました。
今日の本会議では、
条例案や今年度の
一般会計補正予算案など、
提出されていた議案が
全て可決された他、
議員定数についての条例改正案も
提出され、
次期改選から削減されることが
決まりました。

今日の本会議では、
職員の準公金横領事件を受け提出されていた、
市長と副市長の1ヵ月分の給与の減額に関する
条例案や、小諸市組織条例の一部を改正する条例案など、
条例の改正案が全て可決。

旧脇本陣を購入するための費用
「文化財保護活用事業」などを盛り込んだ
今年度の一般会計補正予算案も委員会審議を経て
可決しました。

また、12月6日に制定された「特定秘密保護法」については、
法律を制定しないよう求める請願を、
既に法が成立しているとして不採択とした上で、
議員提案として、日本共産党市議団の3人から
強行採決に抗議し、
抜本的見直しを求める意見書が提出されました。

意見書では、「国民の理解が得られておらず、
内容についても「国民の知る権利」や
「言論の自由」を侵害し、
民主主義の根幹を踏みにじる恐れがある」としており、
「国民の理解と合意が得られるよう
抜本的な見直しを求める。」としています。

意見書の提出に反対、賛成の議員の討論が行われ、
議会に諮られましたが、賛成少数で否決されました。

同じく議員発議として15人の議員の連名で提出された
小諸市議会議員の定数に関する条例の改正案では、
「議員定数等検討委員会」で審議されてきた、
次期改選での議員定数について、
検討の結果2人削減の19人とすることが、
議員提案で提出されました。

議員定数については、会派ごとの意見を集約。
委員会で検討が進められてきたものです。
全7会派を代表する委員の提案は、
定数21維持から6人減の15人まで割れていましたが、
削減支持の会派が歩み寄った形になります。

本会議では賛成多数で可決。
今回の決定によって、
次期、平成27年1月に行なわれる予定の
小諸市議会議員選挙での定数は、
現在の21人から2人削減の19人となります。
なお、現在小諸市議会の議員数は
2人欠員の19人となっています。

なお、この日は
来年3月の任期満了に伴う
人権擁護委員の推薦として、
現在1期目を務めている
市町の丸山恒子さんの再任が議会の了承を得ています。