西原にあるインター小諸工業団地の分譲地について、
10日、松本市に本社を置く鍋林(なべりん)株式会社が、
所有する小諸市土地開発公社と
売買契約を結びました。

今回の新規契約は、
平成18年の株式会社小諸製作所の市内転居以来7年ぶり、市外の企業との契約は15年ぶりとなります。

小諸市土地開発公社が所有するインター小諸工業団地は、
平成5年から分譲をはじめ、
現在6社が工場を構えています。

今回、分譲地の一画を
およそ6556万円で購入する契約を結んだ
鍋林(なべりん)株式会社は、
松本市に本社を置き、医薬品の卸などを手掛けています。

取得した1556坪については、
流通拠点として活用する方針です。
 
市から鍋林(なべりん)株式会社には、
工場等用地取得事業助成金として
用地取得にかかった費用の半額およそ3278万円が
3年間に分割して補助されることになっています。

なお、今回売却された分譲地の帳簿価格は
およそ8561万円で、
売却価格との差額
およそ2005万円は市が補填する方針ということです。

今回の鍋林(なべりん)株式会社の進出で、
インター小諸工業団地の造成済みの7区画のうち
未分譲は1区画のみとなります。

市では、この未分譲の1,56ヘクタールについて、
今後、優良企業の誘致を進めていきたいとしています。