24日(日)、久保区ではふれあい給食会が行われ区内のお年寄りや子どもたちが集まりました。
給食会を前に、この日は区の役員や区内に住む子どもたちが
公民館前の広場に集まり、餅つきを行いました。
久保区では、毎年この時期に区の主催でふれあい給食会を開いています。
会に訪れるお年寄りたちにつきたての餅を振る舞おうと、
子どもたちは一生懸命餅をついていました。
この日使われたもち米は、区内の田んぼで収穫されたものです。
御牧ヶ原台地の恵みをたっぷり受けたもち米はつき始めるとすぐに粘り気が出て、
あっという間に食べごろになりました。
つきあがった餅はすぐに区の女性たちや子どもたちによって
食べやすい大きさに丸められていきます。
あんこやきなこ、胡麻、大根おろしなど、4つの種類に味付けされていきました。
準備が整ったところで、公民館には続々と地域の人たちが集まってきました。
いよいよ給食会が始まりました。
テーブルの上には、つきたての餅やにぎり寿司、
それに久保区の女性会「ポテトクラブ」のメンバーが愛情を込めて作った豚汁も用意されました。
豚汁に使われている野菜は、全て区民らが栽培し、持ち寄ったものです。
訪れた人たちは、地元の食材が使われた料理の数々を、
仲間同士会話を弾ませながら美味しそうに味わっていました。
また、会の中盤には、出席した子どもたちから歌のプレゼントが贈られました。
その他、折り紙で折った鶴も配られ、世代間の交流もはかられているようでした。