10日(日)、古城区では、古城ふれあいまつりが、古城ふれあい会館で開かれました。
このまつりは、幅広い世代の区民に集まってもらい、区民同士の交流を図るとともに、
区民の趣味の作品の発表の場にしようと、毎年この時期に開かれている古城区の区民文化祭です。
記念すべき10回目の開催となったこの日は、多くの区民が訪れました。
会館の外では、餅つき大会も行われ、かわるがわる楽しそうに餅をつく区民の姿が見られました。
一方、会場の中では、みそおでんやポップコーン、綿あめなどが、訪れた人たちに無料で振る舞われ、
子どもたちの人気を集めていました。
また、作品展示も行われ、書道作品や絵画など、区民から寄せられた趣味の作品が66点飾られました。
区民による力作の数々は、訪れた人たちの目を楽しませていました。
さらに、今年は会場の2階で、古城ふれあいまつり、10周年記念の催しとして、
信州中村一座による公演が行われました。
信州中村一座は、去年、小諸で結成されたボランティア劇団で、衣装や照明、
音響などすべて自前で活動しています。
この日は、人情芝居「弥太郎望郷時雨(やたろうぼうきょうしぐれ)」が上演されました。
訪れた人たちは、アドリブを織り交ぜたストーリー展開に、時に笑い声をあげながら、
芝居に見入っているようでした。
古城区では、今後もこうしたイベントを通し、区民の世代間交流を図っていきたいとしています。
この日は他に、ここ数年盛り上がりを見せている町内対抗カラオケ大会も行われたということです。