9日(土)、田町区では、田町公会場でそば打ち講習会開かれました。
公民館主催のこの、そば打ち講習会は、区民に新そばを味わいながら交流を深めてもらおうと、
毎年この時期に行われているもので、10年以上続く、田町区の恒例行事となっています。
今年は、およそ15人の区民が集まり、そば打ちに挑戦しました。
この日、講師を務めたのは、長年そば打ちに取り組んでいる、区民の掛川修二さんです。
掛川さんは、奥さんの実家が蕎麦屋を営んでおり、そこでそば打ちを学んだといいます。
この日は、小諸でとれた新そばの粉が使われ、掛川さんは、
「新そばは水分が多いので、混ぜるときは水加減に注意が必要」と説明しながら、
区民にていねいにそば打ちを教えていました。
参加した人たちは、工程の一つ一つで、実際に掛川さんがこねた生地を触ったり、
一緒に生地を切ったりしながら、真剣な表情で、講習を受けていました。
掛川さんが熟練の技を披露しながら手本を見せたあとには、区民がそれぞれそば打ちに挑戦。
お互いにアドバイスしあいながら、和気あいあいとした雰囲気でそばを打っていました。
この日は、この後、出来上がったそばをその場でゆで、自分たちで打った新そばの味を
満喫したということです。