東山区分館では、3日(日)、今年で23回目を迎える東山区文化展が開かれました。

 

この文化展は、地域住民の親睦を深めるとともにとともに、

区民の趣味で作った作品を発表する場として毎年開かれているものです。

会場となった東山区分館には、区民から寄せられた作品およそ70点が展示されました。

そのうち、今年初めての試みとして飾られたのは、東山区の健康達人区らぶの取り組みで区民が作った

書道作品のタペストリーです。

区民が思い思いにしたためた書に、木の実や小枝が添えられた作品は、

どれも秋らしさを感じさせる風流なものとなっており、訪れた人の目を楽しませていました。

また、区のふれあい給食会で行われた、木工クラフト教室で区民が作った作品も展示されました。

この木工クラフト教室は、世代間交流の一環として、子どもたちを交えて行われたもので、

幅広い世代の区民の個性豊かな作品が数多く並びました。

訪れた人たちは、木のパーツやドライフラワーを使った可愛らしい作品の数々を、

微笑ましそうに眺めていました。

その他にも、絵や木彫りの作品など、区民の力作が並び、訪れた人たちは、

談笑しながら、ゆっくりと作品を楽しんでいるようでした。

東山区では、区民の中で趣味の交流の輪を広げていってもらうためにも、

今後もこの展示会を継続していきたいとしています。

 

また、この日会場の一角には、区の小学生による販売コーナーも設けられ、

区内の工房で作られたパンや区内で採れた野菜を販売する元気な子どもたちの姿が

見られたということです。

東山区では、今後の展示会について、小学生の作品展示を増やすなど、子どもたちも一緒に参加できる

催しにしていきたいとしています。