先月27日から今月24日までの日程で小諸高原美術館・白鳥映雪館を会場に開かれている
「小山敬三記念小諸公募展」の表彰式が、4日(月)に行われました。
この公募展は、小山敬三画伯の功績を後世に残し、芸術文化を広げていくために
毎年行われているもので、今年で27回目の開催を数えます。
浅間山や千曲川をはじめ、小諸や佐久などの自然をテーマに、全国に幅広く作品を募っており、
ここ数年は、毎年応募作品が増えています。
今年は過去最高だった去年よりも更に26点多い、252点の作品が全国各地から寄せられました。
4日(月)に行われた表彰式には、入賞者や関係者などおよそ100人が集まりました。
審査員長を務めた小山敬三美術館友の会顧問を務める、矢嶋正一(せいいち)さんは講評で、
「今年は、題材が多様化しており、大作も多かった。
応募者も増えており、入選するだけでも大変になってきている。」などと述べた上で、
「来年は更に飛躍した作品に会えることを期待します。」と話していました。
続いて、入賞者への表彰が行われ、大賞や市長賞をはじめ、教育長賞や議長賞、
それに各協賛企業による賞の受賞者へ、それぞれに、賞状と記念品などが贈られました。
今年の入賞者は88人で、大賞は、冠雪の浅間山の姿を描いた群馬県の平石敏博さんが受賞。
市長賞は初夏の千曲川の風景を描いた小諸市の土屋和夫さんの作品が選ばれました。
小諸市からは土屋さんを含む24人が入賞しています。
素晴らしい作品が揃うこの小山敬三記念小諸公募展は、小諸高原美術館を会場に
今月24日(日)まで開かれています。
時間は午前9時から午後4時半までです。