先月30日(水)、アニメや映画などのロケを小諸に誘致することで、小諸市をPRしようと活動している
小諸フィルムコミッションの活動に注目した新潟県の新潟市議会議員が
活動状況の視察と意見交換を行うため、小諸市を訪れました。
この日は、新潟市議会議員の本図良雄(ほんず・よしお)さんら4人が、
小諸フィルムコミッション会長の牧野和人(まきの・かずと)さんらの下を訪れました。
今回視察に訪れたのは、マンガやアニメを一つの産業と捉え、町おこしにつなげていこうと、
新潟市議会の様々な会派の議員40人で構成された、
クール新潟振興新潟市議会議員連盟に所属している議員です。
NHKの番組やホームページなどで小諸フィルムコミッションが、
アニメや映画など多くの作品のロケの誘致に成功していることを知ったことから
今回初めて小諸市を訪れました。
牧野さんはまず、小諸フィルムコミッションができるまでの経緯や今までの活動について話しました。
また、牧野さんらは小諸でロケが行われたアニメ、 あの夏で待ってるを活用して、
小諸市を活性化させようと去年3月に立ち上げたなつまちおもてなしプロジェクトについても説明しました。
その中で牧野さんが、市民まつり「ドカンショで『なつまち連』を作り、
アニメのファンに喜んでもらえるように工夫した」などと、実際に行った活動について話すと、
視察に訪れた議員たちは、メモをとるなどしながら、真剣な表情で牧野さんの話を聞いていました。
新潟市では、新潟県出身の作者によるマンガやアニメを取り上げた「がたふぇす」という
イベントを行うなど、アニメやマンガを使った地域づくりに力を入れています。
議員たちは、どうやってロケの誘致に繋げたのかや、聖地巡礼として定着した理由などについて、
積極的に質問を行っていました。
また、行政と製作者側のパイプ役となる、小諸フィルムコミッションの存在の重要性について
皆で意見を述べ合っていました。