8日(火)、紺屋町区では、区民を対象にした介護予防教室が開かれました。
会場となった紺屋町会館には、25人の区民が集まりました。
紺屋町区では、区民の健康づくりを目的に、年に10回介護予防教室を開いていて、
その内2回は講師を招いて介護予防に取り組んでいます。
この日は、理学療法士の中村崇(なかむら・たかし)さんの指導の下、
皆で介護予防の方法や大切さについて学びました。
中村さんは、寝たきりの認知症を予防することが介護予防であるとした上で、
「人と話しをすることで、脳が活性化され、認知症の予防に繋がるので、
週に5日は外に出歩いて、色んな人と話しをしましょう」と参加した人たちに呼びかけていました。
参加者たちは、中村さんのユーモアを交えた独特の話しぶりに引き込まれた様子で、
会場からは度々笑いが起こっていました。
また、中村さんは「認知症の予防には2つのことを一度にするのが有効だ」と話し、
参加した人たちは実際に皆で健康体操を行いながら歌を歌いました。
教室の最後には、中村さんのアドバイスの下、参加者同士で互いに背中をさすり合い、
交流を深めあう場面も見られ、参加した人たちは皆、楽しみながら介護予防に取り組んでいるようでした。