小諸城・北国街道400年祭に合わせた特別展示が、現在、小諸図書館で行われています。

 

小諸図書館では、普段手に取られにくい資料や書籍にも目を向けてもらおうと、

毎月、その時々のテーマに沿った書籍を集めた企画展示が行われています。

今回の特別展示は、今月6日まで開催されていた、小諸城・北国街道400年祭を盛り上げようと

企画されたものです。

図書館の入り口近くの棚には戦国武将や甲冑、それに小諸城に関する書籍や、

仙石秀久が登場する人気コミックなど、400年祭に関連した貸出本がおよそ50点展示されています。

また、貸出本の他にも、普段はなかなか見ることのできない貴重な資料や、仙石秀久にまつわる

年表が書かれたパネルなども展示され、図書館を訪れる人たちの目を楽しませています。

中でも一際目を引くのが、金色の甲冑。

これは、今月6日に行われた400年祭記念イベントの際に、小諸市観光協会が結成した

仙石甲冑隊のメンバーが実際に着用したもので、展示されている書籍の中にも出てくる甲冑の

レプリカとなっています。

その威風堂々とした甲冑の佇まいは、特別展示の雰囲気を盛り上げています。

その他にも、この特別展示では、仙石秀久が主人公となっている人気漫画「センゴク」の作者である、

宮下秀樹(みやした・ひでき)さんから小諸市に寄贈され、小諸城・北国街道400年祭のポスターにも

使用された絵の原画も見ることができます。

書籍とあわせて貴重な資料や展示作品が見られるこの特別展示は今月30日まで開かれています。