6日(日)糠地区では今年で2回目となる防災訓練が行われました。

 

震度5強から6弱の地震と豪雨によるがけ崩れなどの災害を想定して行われた今回の訓練。

区長から避難指示の放送が流されると隣組ごと、逃げ遅れた人がいないか確認しあいながら、

区民は続々と避難場所へ移動してきました。

この訓練は、区民の防災意識を高めることで、身近な支え合い体制である、

区の自主的な防災組織を確立していこうと、去年から行われているものです。

今年の訓練には、区民およそ110人が参加しました。

避難場所となったのは、区の公民館と区内にあるみはらし交流館の2箇所です。

そのうち公民館では、避難してきたそれぞれの組長が、本部の役員に避難状況を報告していきました。

糠地区では去年、自力での避難が困難な住民の情報をまとめた「支え合い台帳」を作成しており、

今回の訓練でも去年に引き続き、区民の安否確認に活用されています。

区民が避難を終えると役員らはもうひとつの避難所であるみはらし交流館と無線で通信。

それぞれの避難所間での安否の確認を行いました。

その後、地元消防団員の指導の下、消火器を使った初期消火訓練も行われました。

区民らは体験を通してすばやい火の消し止め方を学んでいました。