28日(日)、紺屋町区の区民らが、荒町にある海應院で、早朝6時半から、
経典を書き写す写経体験を行いました。
この写経体験は、紺屋町区の公民館事業の一環として、行われたものです。
区民で集まって文化的な活動をしようと企画されたこの体験には、大人から子どもまで13人が参加し、
大人は般若心経を写経。
子どもは般若心経よりも文字数の少ない十句観音経の写経に臨みました。
皆、心を落ち着かせながら、真剣な表情で、1文字ずつ丁寧に文字を書き写していました。
子どもたちは写経が終わると、保護者に見せるなどして完成を喜んでいました。
中には、意欲的に2回目の写経に挑戦する子どもの姿も見られ、皆、一生懸命に取り組んでいました。
夏の早朝ならではの心地よい気候の下、大人も子どもも集中して写経を体験し心穏やかなひとときを
過ごしている様子でした。