6日(土)、障がい者も健常者も、皆でスポーツを楽しめる「小諸市障がい者ニュースポーツ大会」が、

総合体育館を会場に開かれました。

この日は、小諸市身体障害者福祉協会の会員をはじめ、小諸手話サークルの会員や、

小諸看護専門学校の生徒たち、それに千曲小学校や芦原中学校の子どもたちなど、

合わせておよそ80人が集まりました。

開会式で挨拶に立った小諸市体育協会の武田良男会長は、

ボランティアとして集まった市民らに感謝の気持ちを述べた上で、

「今日一日、楽しく頑張りましょう!」と集まった人たちに呼びかけていました。

また、小諸市身体障害者福祉協会の栁澤勝衛(かつえい)副会長は、

「明るく生きても一生、暗く生きても一生。」ハンデを乗り越えて一生懸命やりましょう」と

参加者たちにエールを送っていました。

挨拶に続いては、選手宣誓が行われました。

力強い宣誓で、今大会の幕が開けました。

この大会は、障がいについて市民に広く理解してもらうとともに、障がい者がスポーツを通して

交流し合う機会にしようと、小諸市体育協会と小諸市身体障害者福祉協会が主催して

開いているものです。

大会では、輪投げやフロアカーリング、室内ペタンクなど、誰でも気軽にできる6つの競技が行われます。

そのうち、白と黒のボールを専用のスティックで打ち、碁盤の目が描かれたマットの上で、

縦横ななめに3つボールを並べられるかを競う「囲碁ボール」では、皆力を加減したり、

スティックの使い方を工夫したりしながら和気あいあいとプレーしていました。

また、投げたフリスビーでパネルを打ち抜くフライングディスクでは、

フリスビーが見事パネルに的中すると、周りで見ていた人たちからは歓声があがっていました。

参加した人たちは、時折子どもたちのサポートを受けたり、参加者同士会話を弾ませるなどしながら、

皆、思い思いに大会を楽しんでいるようでした。

障がい者と健常者が、一緒になってスポーツを楽しむこの大会は、参加した人たちにとって、

交流を広げる貴重な機会となっているようです。

主催した、小諸市体育協会、それに小諸市身体障害者福祉協会では、

今後も末永くこの大会を続けていきたいとしています。