7日(日)、市町区では、子どもみこしの区内練りが行われました。

 

この日出発場所となった区の公民館には、区内の小学生22人を始め保護者や区の役員など

合わせておよそ50人が集まり、神輿の入魂式が行われました。

天王神輿のお膝元である市町区。

神事が終わり、扇子の合図で動く神輿の伝統を天王神輿の担ぎ手から教わると、

いよいよ神輿練りのスタートです。

皆で三本締めを行い、元気に区内へと繰り出していきました。

市町区の子どもみこしは、区民の無病息災を願うと共に子どもたちにみこしの伝統を伝えていこうと

育成会の主催で毎年行われているものです。

子どもの数が減ってきたことから数年前から市民まつりへの参加を取りやめ、

現在は区内練りのみを行っています。

担ぎ手となる小学校高学年の子どもたちは、6年生を中心に、

「よいよい」という威勢の良い掛け声をかけながら、伝統ある神輿を懸命に担いで区内を回りました。

一方低学年の子どもたちは、元気一杯に拍子木や鈴を打ち鳴らして神輿練りを盛り上げていました。

子どもたちの神輿練りを毎年楽しみにしている区民も多く、沿道に出て、

声援を送る人たちの姿も見られました。