小諸市の新ごみ焼却施設の建設及び運営事業の契約締結に関する議案が

18日(火)の市議会6月定例会で可決したことを受け、20日(木)に建設・運営事業者と小諸市との間で

契約締結式が行われました。

 

締結式には、栁田市長を始めとする市の関係者や、施設の建設地である菱野区の関係者、

それに新ごみ焼却施設の建設と運営を担う事業者など、10人が出席しました。

新ごみ焼却施設の建設に向けては、議会で議決されたことから、小諸市は、

「㈱川崎技研」と地元小諸市の竹花工業㈱、同じく地元小諸市のイー・ステージ㈱の3社で作る

「川崎技研グループ」と設計・建設に関する契約を。

3社が出資して設立した特別目的会社「小諸グリーンサービス㈱」と、運営業務の委託契約を

18日付けで締結しています。

栁田市長は、議会の議決により、本契約締結となった旨を、建設・運営事業者に報告し、

事故防止の徹底や、ごみ処理施設の安定稼動、それに周辺環境への配慮や、

地域活性化への協力などを要望しました。

㈱川崎技研の田中基壹(もとし)社長は、

「持てる技術全てを投入し、立派な施設を作ることをお誓い申し上げます。」と述べていました。

小諸市の新しいごみ焼却施設は、菱野区稲荷地区に建設されます。

予定している処理方式は、「ストーカー方式」で、処理能力は、1日24トンまで。

1炉で16時間までの運転を予定しています。

施設の設計、建設期間は、平成25年7月から平成27年12月までの、2年6ヶ月で、

施設の運営、維持管理を委託する期間は、平成28年1月から平成43年3月までの、15年3ヶ月です。

契約金額は、消費税5%を含め、建設工事が22億500万円。

運営業務委託金額は、30億3千390万1千700円となっています。

本契約となったことで、10月には造成工事に着手し、来年3月から本体工事を実施。

再来年、平成27年12月に竣工後、平成28年1月から供用開始となる予定です。