小諸市議会6月定例会の最終日の本会議が18日に開かれました。

 

小諸厚生総合病院の移転新築などに対する財政支援としての補助金の交付期間の変更を盛り込んだ

補正予算案が提出され、議会の了承を得て議決しました。

その他初日に提出されていた補正予算案なども全て可決し、全22日間の日程を終えました。

今日の本会議で新たに追加されたのは、小諸厚生総合病院の移転新築などに対する

財政支援としての補助金の交付期間の延長についてです。

小諸厚生総合病院の移転新築などに対する財政支援については、去年11月の臨時議会で、

平成26年度から27年度までの2年間に渡り、30億円を限度に補助金を交付するとして

認められていましたが、今回の補正では、平成26年度から平成34年度までの9年間に

交付期間を延長して補助金を交付するものとしています。

市の財政運営上有利な方法であることから、県厚生連との協議の末合意し、

議会に諮られたということです。

委員会審議を経て本会議で可決したことから、今後小諸市は、長野県厚生連と、

財政支援に関する協定書を結ぶ計画です。

協定書には、小諸厚生総合病院が実施設計に入る、平成26年度から、

病院完成予定の平成29年度までに、25億円を限度に交付し、平成30年度から34年度にかけて、

各年度1億円ずつ交付する旨が盛り込まれることになります。

その他、新ごみ焼却施設の建設と運営事業に関する契約の締結についてや、

総額で1億5千万円を追加する今年度の一般会計補正予算案など、

初日に提出されていた議案は全て可決しています。

なお請願では、「地方財政の充実・強化を求める請願」は採択。

「年金2.5%の削減中止を求める請願」は、福祉環境委員会の審議で採択となりましたが、

賛成・反対それぞれの討論が上がり、採決の結果、賛成少数で不採択となりました。

新ごみ焼却施設建設に向けては、今日の本会議で、建設および運営事業に関する

本契約の締結が認められたことで、今後平成27年度の完成に向けて、

本格的な建設工事に入っていくことになります。