14日(金)市、森山、耳取の三岡3区の区長と、美南ガ丘小学校のPTA関係者らが、

栁田市長と共に、子どもたちの通学路となっている、県道耳取三岡停車場線への歩道の設置を

佐久建設事務所長に要望しました。

 

この日は、県議会の山岸喜昭議員の立会いの下、栁田市長をはじめ、

市、森山、耳取の三岡3区の区長と、美南ガ丘小学校のPTA関係者ら14人が、佐久建設事務所を訪れ、

石井杉男所長に通学路への歩道設置を要望しました。

石井所長は、歩道の設置は、子どもたちの安全安心を守る上で重要な施策であると話し、

「皆さんのお力をお借りしながら、事業化に向けて動きたい。」などと述べていました。

今回県に要望が上げられたのは、森山区内を通り三岡駅までを走る県道耳取三岡停車場線のうち、

美南ガ丘小学校に通う子どもたちの通学路になっているおよそ280メートル区間です。

道路幅は狭いところで3.7メートル。

広いところでも5.5メートルで、歩道がなく、大型車両が行き交うことから、

子どもたちの通学に危険が伴うとして長年に渡り、地域から歩道の設置を求める声が、上がっていました。

これを受け、今年5月には、三岡3区の区長らが、沿線に住む住民など土地の地権者や関係者20人から

歩道の設置に関する同意を取り付けており、この日は地権者からの同意書も添えての要望となりました。

通常、車が行き交うための道路幅は、最低でも6.5メートル必要となります。

この日、区長やPTA関係者らと懇談した石井所長は、2メートルの歩道をつけ、

更に大型車が行き交えるようにするには、12メートルの幅が必要となるとし、将来を見据え、

歩道の設置はもとより、道路幅の拡幅も視野に入れて、事業化に向けて検討していきたいと

話していました。

三岡地区の区長会長を務める市区の栁澤正直区長は、石井所長らとの懇談に良い感触を得た様子で、

事業化に向けた早期の対応に期待を寄せています。