11日(火)、7月6日に行われる県の子ども自転車大会に向けた小諸地区予選が

水明小学校で行われました。

 

 

子ども自転車大会は、県警や交通安全協会などが子どもたちに交通ルールを覚えてもらうことを目的に

毎年行っており、今年で46回目を迎えます。

 

この日は、大会に向け、小諸市の地区大会が行われました。

市内には、水明小学校の他に自転車愛好部を持つ学校がなく、毎年学校内で地区大会を行い、

県大会に出場する選手を決めています。

 

地区大会では、まず、交通ルールに関する、学科試験が行われ、皆、慎重に問題を解き進めていました。

続いて、3人ずつ、AチームとBチームの2つに分かれ、実技試験が行われました。

実技試験では、基本的な交通ルールをどれだけ守って運転できるかを審査する、「安全コース」と、

幅30センチほどの道の上を、遅乗りで走行したり、障害物の上を走るなど、

高度な運転テクニックを必要とする、「技能コース」の2種類の試験が行われます。

 

子どもたちは、4月の下旬頃から、交通指導員らの指導の下、毎日朝と放課後に

懸命に練習を行って来たということで、練習の成果を見せようと、皆真剣な表情で試験に臨んでいました。

 

子どもたちが、無事にコースを走行し終えると、会場からは、労いの拍手が送られました。

試合の結果、Aチームが見事優勝。

個人では、保科裕作(ほしな・ゆうさく)くんが、見事一位になりました。

水明小学校自転車愛好部では、この日行われた地区大会の結果などを元に、今月中に、

県大会に出場するメンバーを決めるということです。

 

子どもたちの指導にあたった小諸市交通指導員の伊藤正直(いとう・まさなお)さんは、

「この大会をきっかけに、交通ルールを学んで欲しい」と話していました。