小諸商工会議所では、現在、市が計画しているあいおい公園に隣接する形で、

新しい商工会議所会館を建設中です。

 

年明けから進めてきた基礎工事が終了したことから、4日(火)には関係者集い、上棟式が行われました。

4日は、商工会議所の関係者や施工業者など、およそ20人が出席しました。

式典では、神主が祝詞を奏上し、小諸商工会議所の香坂勝会頭らが、清めの塩などを建物の四隅に、

順に撒いていきました。

続いて、出席者らが順番に玉串を奉納し、今後の工事の無事と安全を祈願していました。

新しい小諸商工会議所会館は、信州大学工学部建築学科に依頼した基本構想を基に、設計業者を選定。

市内の甘利享一建築設計舎が基本設計と実施設計を請け負い、

施工は竹花工業株式会社が担っています。

新会館は、これまで相生会館や図書館などがあった場所に建設されており、

鉄骨造り地上3階、地下1階建てで、敷地面積はおよそ206坪。

延べ床面積はおよそ440坪になります。

建物の地下は商工会議所と青年会議所、アクサ生命が入り、1階は相生郵便局とコミュニティスペースに。

2階は日本政策金融公庫が入る予定で、3階はホールや会議室が配置されます。

コンセプトは「小諸の顔」で、外観は浅間山をイメージし、全面窓ガラスの開放的な構造となる計画です。

総事業費はおよそ4億円で、会館建設積み立て金のおよそ2億6000万円の他、

市の補助などが充てられます。

上棟式を迎えたことで、今後は本格的な工事に入る計画で、竣工は10月20日の予定となっています。