毎年恒例となっている『国際交流フェスティバル「地球人まつり」』が、26日(日)に開かれました。

メイン会場となった水明小学校の体育館には、20を超える国のブースがずらりと並び、

多くの家族連れで賑わいました。

このイベントは、世界の人々との交流を楽しみながら、異文化理解を深める機会を作ろうと、

市内外の国際交流団体や、外国籍の市民などが中心となって毎年開いているものです。

普段はなかなか見ることのできない珍しいゲームや人形など様々なものに触れながら、

子どもたちは外国文化への理解を深めている様子でした。

様々なブースが並ぶ中、チマチョゴリを来たスタッフが待ち受ける韓国のブースでは、

折り紙を使って韓国の人形を作るコーナーが設けられました。

訪れた子どもたちは、上下の服の色合いなどを考えながら、楽しそうに製作にあたっていました。

また、フィリピンのブースでは、貝殻を使った珍しいゲームを体験することができます。

訪れた人たちは、ブースのスタッフにルールを教わりながら、楽しそうにゲームに取り組んでいました。

その他、タイのブースでは、野菜や果物を専用のナイフで彫り進めていくという

タイの伝統文化「カービング」が披露されました。

訪れた人たちは、繊細な作品の数々に驚きを見せながらも、興味深そうにじっくりと見入っていました。

イベントでは、ブースで交流をすると、スタンプラリーの台紙にハンコを押してもらうことができます。

10個以上スタンプを集めると景品がもらえるということで、子どもたちは、積極的にブースを回り、

外国人スタッフらと交流を図っていました。

現在小諸市内には、26ヶ国、およそ660人の外国籍市民が暮らしています。

主催した小諸市国際交流フェスティバル実行委員会では、

多くの人が国際理解を深められるきっかけとして、また、外国籍市民と触れ合える場として、

今後もこのイベントを続けていきたいとしています。