北佐久歯科医師会と長野県歯科技工士会佐久支部、それに長野県歯科衛生士会小諸佐久支部の
3つの会合同による北佐久歯学研究会の第29回学術大会が、16日(土)に行われました。
この学術大会は、北佐久歯科医師会をはじめ、この地域の歯科技工士会や歯科衛生士会で作る
北佐久歯学研究会の研鑽の場として、毎年開かれているもので、今年で29回目を数えます。
県下でも3つの会合同で学会を開いているところは他になく、
3者それぞれの立場からの学術発表の場として、貴重な機会と位置づけられています。
この日は、およそ50人が参加する中、歯科医師会、技工士会、
衛生士会3つの会から合計4人が持ち時間20分で発表を行った他、特別講演として、
CTKから後藤理恵キャスターが講師として招かれました。
「伝える力を磨く~人に好印象を与える話し方~」と題して講演を行った後藤キャスターは、
「伝える力を磨く」ためには、人と人とのコミュニケーション力を高めることが重要だと説明し、
取材やインタビューをする際には、常に感謝の気持ちを忘れず、真心を持って接することで、
コミュニケーションが円滑に運び、相手のいい言葉も引き出すことができる。と話しました。
また、話し方や言葉遣いで相手の印象も大きく変わると話し、
明るく、聞きやすい、ゆとりのある、のびやかな声を出すための「発声、発音方法」について紹介。
会場の参加者と共に発声練習などを行いました。
慣れない腹式呼吸に最初は戸惑っていた参加者らも、声を出すことに慣れてくると、
自然と大きな声が出るようになり、楽しみながら取り組んでいたようです。
講師として招かれた後藤キャスターは、大変貴重な機会を与えていただき、
自分自身の仕事について見直す良い時間にもなった。と話していました。